いなげ司法書士事務所
Q1完済すれば必ず過払い金が発生するのですか?
完済したからといって、必ず過払い金が発生するわけではありません。過払い金が発生するには、金利が利息制限法を超えていることが条件となります。たとえば、金利18%で50万円の借入れをし、その後、5年かけて完済したとします。この場合、利息制限法の上限金利は18%なので、たとえ完済しても過払い金は発生しませんが、金利が18%を超えていたのであれば違法金利なので、完済した以上は確実に過払い金が発生していることになります。

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Q2完済してから5年以上が経過していますが過払い請求できますか?
過払い金の消滅時効は10年で、その起算日は取引終了時点となります(最高裁平成21年1月22日判決、同年3月3日判決、同年3月6日判決)。よって、取引が終了してから10年以内であれば過払い請求可能です(過払い金の消滅時効についてはこちら)。

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Q3完済した際に契約書や領収書を捨ててしまったのですが、過払い請求できますか?
通常、借入当時の契約書や領収書は完済すれば捨ててしまうものです。そのため、契約書等が残っていないと過払い請求ができないと勘違いされている方が多いのですが、借入れをしてから完済をするまでの取引履歴は貸金業者が保存しているので、借りた貸金業者名さえ分かれば、過払い金を回収できる可能性があります。

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Q4完済後の過払い請求でもブラックリストに載ってしますのですか?
完済した貸金業者に対する過払い請求であれば、ブラックリストに載ることはありません。ただし、過払い請求をした直接の相手業者からは借入れをすることができなくなります(過払い請求とブラックリストについてはこちら)。

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Q5完済してから今に至るまでの利息を含めて過払い請求できますか?
貸金業者が悪意の受益者である場合には、過払い金に5%の利息を付けて請求することができます。よって、完済時点で100万円の過払い金が発生していれば、1年あたり5万円の利息がつくことになります。よって、5年前に完済していれば125万円(元金100万円、利息25万円)を過払い請求できることになります(過払い金の利息についてはこちら)。

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