いなげ司法書士事務所
Q1ブラックリストとは何ですか?
ブラックリストとは、民間の信用情報機関が個人の信用情報を収集して作成しているデータベース(名簿)のことをいいますが、「ブラックリスト」という名称のデータベースがあるわけではありません。

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Q2指定信用情報機関とは何ですか?
指定信用情報機関とは信用情報提供などを行う法人であり、一定の要件を満たすことを条件に内閣総理大臣により指定される機関であり、個人情報の保護に関する法律を遵守する必要があります。改正貸金業法により、信用情報機関はよりいっそう厳格に情報を管理し、過剰貸付を防止するための役割を担うことになりました。ここでは主なものを3つ紹介します。これらの指定信用情報機関は取引を開始する際の個人の経済的信用力(返済能力)を調査するのが目的です。
  • 【1】 日本信用情報機構(JICC) ※サラ金・信販系
  • 【2】 株式会社シー・アイ・シー(CIC) ※信販会社・クレジット会社系
  • 【3】 全国銀行個人情報信用センター(全銀協) ※銀行系

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Q3事故情報とはどういった内容のものですか?
事故情報の主なものに【1】借主の「延滞」の事実、【2】弁護士・司法書士による債務整理が始まった事実、【3】借主に代わって保証会社が「代位弁済」した事実、【4】「破産」、「個人再生」、「特定調停の申立ての事実があります。なお、【1】の「延滞」の場合、借主が貸主に対する支払いを怠り、61日以上または3か月以上経過した場合に貸主の申告により登録されますが、期間は信用情報機関により異なります。

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Q4ブラックリストに載ると一生借り入れができなくなるの?
いわゆるブラックリストに載ってしまっても、貸金業者との取引が終了してからおよそ5〜10年が経過すると事故情報を含めて個人信用情報は削除されますので、一生ローンを組んだり、カードを作ることができないというわけではありません。

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Q5ブラックリストに載るとどうなりますか?
ブラックリストに載ると新たにクレジットカードが作れなくなったり、ローンを組んで商品を購入することができなくなります。よく、ブラックリストに載った事実が住民票や戸籍に記載されるのではないか、国民健康保険や民間の生命保険に加入できなくなるのではないか、国民年金の支払いがされなくなるのではないか、などと質問されますがそんなことはありません。なお、賃貸契約にも影響はありませんがクレジットカードを利用して家賃を支払う必要がある場合は、新規の賃貸契約が締結できない可能性はあります。また、すでに組んでいる自動車ローンは、そのローンの支払いが滞らない限り、たとえブラックリストに載っても自動車がローン会社に引き揚げられることはありません。このようにブラックリストに載るとお金が借りられなくなったり、カードを利用することはできなくなりますが、それ以外の日常生活にはほとんど影響はありません。

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Q6負債が残っている債権者に対して過払い金返還請求をするとブラックリストに載ってしまうのですか?
これには2つのケースが考えられます。まずは、利息制限法で引直計算をしても負債が残る場合。引き直し後の負債を無利息で分割返済すれば(これを任意整理といいます)、信用情報機関に「契約見直し」情報が登録されてしまいます。次は、利息制限法で引直計算をすればすでに過払いであった場合。これについては株式会社日本信用情報機構が、平成22年4月19日からサービス情報71「契約見直し」の収集・提供を廃止することになりました。同社によると、「平成22年4月19日より、加盟会員である貸金業者からの当該情報の報告受付および全加盟会員への回答を停止し」、「既に登録されている当該情報につきましては、信用情報データベースから全て削除」するとのことです。つまり、現時点で負債が残っていても、利息制限法で引き直しをすればすでに過払いの場合は、業者に過払い請求をしても今までのように「契約見直し」とはならない(いわゆるブラックリストに載らない)ことになりました。
※サービス情報71「契約見直し」とは・・・加盟会員である貸金業者が債務者からの過払金返還請求に応じた場合に、その客観的事実を表す情報として当該債務者の信用情報に登録される情報のこと

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Q7完済をした債権者に対して過払い金返還請求をしてもブラックリストに載ってしまうのですか?
この場合はブラックリストに載ることはありません。

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